電脳交通、タクシー配車プラットフォームの高度化に向けて Mapbox を採用

2026年3月16日

23,000台のタクシーで利用される配車システムが、ドライバーの業務効率と安全性向上のために地図機能を刷新

2026年3月16日、サンフランシスコ発 — 開発者および企業向けのロケーションプラットフォームを提供する Mapbox は本日、日本のタクシー業界向けソフトウェアを提供する電脳交通株式会社が、同社のクラウド型タクシー配車システム「DS」のドライバー向けタブレットアプリの地図プラットフォームとして Mapbox を採用したことを発表しました。

電脳交通は、日本全国47都道府県で、約600のタクシー事業者と約23,000台の車両に利用されている、配車ソフトウェアを提供しています。ドライバーは車載インターフェースを通じて、配車リクエストの受信、乗客へのナビゲーション、乗務管理を一元的に行うことができます。世界中のモビリティプラットフォームで利用されている配車インフラと同様に、このシステムは複数の交通サービスとドライバーを接続しながら、車両運行の管理を支えています。

変化の多い運行環境におけるドライバー支援

タクシードライバーは、需要の変動、交通渋滞、観光需要、さらにはドライバー不足など、刻々と変化する状況の中で業務を行っています。こうした要因に対応しながら道路状況にも集中するため、ドライバーは車載タブレットを活用し、配車指示、乗車地点、乗務に関する情報を確認しています。

ドライバーは安全運転を最優先にしながら情報を迅速に確認する必要があるため、地図インターフェースの視認性やレスポンスの良さは、ドライバーの業務効率や判断を支える重要な要素となります。世界各地のタクシー事業者がフリート管理ソフトウェアやドライバー向けツールの近代化を進める中で、地図インターフェースは配車・ナビゲーションシステムの中核的な要素となっています。

複雑な情報をより分かりやすく表示

電脳交通のDSプラットフォームは、複数の配車アプリや交通サービスからの配車リクエストを、タブレット上の単一のインターフェースに統合しています。運行に関する情報量が増える中で、地図には重要な情報を分かりやすく表示すると同時に、ドライバーの注意を必要以上にそらさない設計が求められています。

電脳交通は Mapbox を採用することで、ドライバーが利用する地図表示と操作体験を刷新しました。新しい地図表示は重要な情報の視認性を高めるよう設計されており、より直感的なインターフェースによって、日々の業務で画面を確認・操作する際の負担を軽減します。

継続的なプロダクト改善を可能にする

Mapbox は、電脳交通が地図スタイルやインターフェースデザインを継続的に改善していくための、より高い柔軟性も提供しています。これにより、プラットフォームの進化に合わせて、タクシー事業者やドライバーからのフィードバックを反映していくことが可能になります。

電脳交通株式会社 プロダクト&サービステームリーダーの松浦 卓哉氏は、次のように述べています。
「タクシードライバーは、一瞬の判断が求められる高い緊張感の中で業務を行っています。タブレットは重要なツールですが、安全性を損なったり、運転の妨げになったりしてはなりません。
Mapbox の導入は、こうした現場のニーズに直接応えるものです。直感的で分かりやすく、操作しやすいインターフェースを通じて、ドライバーが重要な情報を的確に受け取れるようにしています。
さらに、Mapbox の柔軟なレンダリング機能と迅速な開発サイクルにより、実際の現場から得られるフィードバックをもとに、より速い改善サイクルを実現できるようになりました。」

Mapbox Japan カントリーマネージャーの畑 義和は、次のように述べています。
「モビリティ業界全体で、ドライバーが日々利用するソフトウェアの刷新が進んでいます。電脳交通は、日本のタクシー業界におけるこの変革を前進させています。Mapbox は、運用ニーズの変化に応じてドライバー体験を継続的に改善できる柔軟な地図プラットフォームを提供しています。」

電脳交通は、今回の地図基盤のアップデートにより、ドライバー用タブレットに表示される情報量の過多を軽減し、業務効率の向上とドライバーの集中力の維持につながることを期待しています。
既存のDS利用事業者については、電脳交通からの直接の案内のもと、段階的に新しいシステムへ移行する予定です。

電脳交通について

2015年に設立され、徳島県に本社を置く電脳交通は、クラウド型のタクシー配車システムを提供しています。2026年1月時点で、このシステムは日本全国47都道府県で導入されており、約600のタクシー事業者と約23,000台の車両に利用されています。

詳しくはhttps://cybertransporters.com/をご覧ください

Mapboxについて

Mapboxは、イノベーターのためのロケーションプラットフォームです。サンフランシスコに本社を置くMapboxは、地図、ナビゲーション、場所と住所の検索のためのクラウドベースのAPI、SDK、およびデータサービスを開発者および企業に提供しています。

2010年に設立されたMapboxは、最新の地理空間スタックの開発をリードしています。自動車メーカー、物流プロバイダー、小売業者、およびアプリ開発者から信頼されており、Mapboxは、世界中で数十億もの洗練されたロケーションエクスペリエンスを強化する、スケーラブルで高度にカスタマイズ可能な地理空間ソリューションを提供します。このプラットフォームは、組み込みの柔軟性、エレガントなデザイン、エンタープライズグレードのセキュリティ、厳格なデータプライバシー、および開発者優先のドキュメントで知られています。

Mapboxのミッションは、すべてのチームが、ユーザーを喜ばせ、オペレーションを強化し、業界を変革する、卓越したロケーション対応アプリケーションを構築できるようにすることです。詳細については、www.mapbox.comをご覧ください。