MapnikからMBTilesへ：Axis MapsのDavid Heyman氏と見る、3つの地図で辿るベクタータイル技術の歴史

概要

David Heyman氏は、時間に関する地図を作成しています。時間そのものではなく、都市空間に関連する人工物や時間に基づいた物語、つまり建物や建築物、景観や測量、写真や計画についてです。彼は、空間人文科学のデータを学習者や探求者に提供するインタラクティブな地図アプリケーションを設計しています。

この講演で、David氏は、ライス大学の人文科学研究センターの研究者と共同で構築したpilotPlanや、ブラジルの建築に関するその他のプロジェクトについて説明し、インタラクティブな地図アプリケーションのアプリケーションアーキテクチャが、MapnikからMBTilesまで、時間と新しいテクノロジーとともにどのように進化してきたかを説明します。

学習内容:

• ベクタータイルをデータベースおよびディスプレイエンジンとして使用する方法
• スタイルから地図の凡例を生成する方法 
• 「表現力豊かな地図作成」（場所と目的の感覚）で地図を作成する方法
  

pilotPlanについて‍

pilotPlanは、ブラジルの綿密に計画された首都ブラジリアの都市および建築の進化を説明する、検索可能なデジタルアトラスです。ブラジリアは、構想された姿、現在の姿、そして将来の姿を表現しています。1960年に設立されたこの都市は、地球観測衛星の時代に出現し、建設以来、視覚的およびスペクトル的に宇宙から観測されてきました。この「ゼロから建設された」都市の設計、開発、建設の物語を伝えるために、pilotPlanは、ユーザーが探索できる地図ベースのWeb環境で、景観、地図、建築計画、ハイパースペクトル画像などの一次情報源を提供します。