解像度を2倍に、計算負荷を軽減 — Vision SDK

開発者は、Vision(v0.12.0)の新しいリリースで解像度を2倍にすることができます。SDKは現在、2つの異なるMLモデルを提供しています。1つは低電力チップセットでのパフォーマンスに最適化され、もう1つはより高価な組み込みシステムの品質に最適化されています。

どちらのモデルも同じ開発プロセスを使用していますが、「品質」モデルは2倍の解像度で実行されます（フレームあたりのピクセル数が2倍）。特定のモデルの処理済みピクセル数と計算負荷の間にはほぼ線形の関係があるため、解像度を半分にして画像を処理すると、フレーム/秒（FPS）が2倍になります。

このトレードオフは、開発者が決定できるようになりました。たとえば、開発者がローエンドのQualcomm Snapdragon 650を搭載したデバイスをターゲットにしている場合、推奨される5 FPSの最小しきい値を超えるパフォーマンスモデルを選択できます。Samsung S10に搭載されているSnapdragon 855など、より強力なプロセッサを使用している開発者は、代わりに品質モデルを利用できます。iOS/Androidをダウンロードし、完全なリリースノートをお読みください。